紙から始まる子供の好奇心
小中学生のお子様を持つ方はご存じかと思いますが、姫路市では、今秋より、『スクリレ』というアプリが導入され、学校からの連絡がデジタル配信にて、閲覧出来るようになりました。保護者は、外出先でも学校の予定が把握できるようになり、とても便利です。教師の方々の業務軽減にも繋がる画期的アプリと言えます。
でも、私は少し残念に感じるところがあります。それは、市内の様々な公共施設からのお便りも配信対応になっているという点です。以前は、紙のチラシでの配布であったため、先に手に取った子ども側からの「行ってみたい!見てみたい!」がありました。実際、私自身も子供からの要望で、市内の色々な施設に足を運んでいます。配信化の後、子供に「こんな展示あるよ、行ってみる?」聞いてはみますが、正直、反応は薄いです。
子どもたち自身に興味を持ってもらい、自主性を持って、各施設へ足を運んでもらう、この面に関して役立つことができるのは、やはり、紙のチラシの良さと言えると考えます。
小学生の子を持つ親の目線、印刷会社で働く者の目線、今回は両方の視点から、紙媒体の意義についた感じたことを書いてみました。